【宿泊記】The Empire Brunei|ブルネイの超豪華7つ星ホテル「ジ・エンパイア・ホブルネイ」に泊まってみた|部屋タイプ・料金・朝食・プールまで徹底解説

ホテル宿泊記

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The Empire Bruneiってどんなホテル?ブルネイってどんな国?気を付ける事や持ち物は?

元旅行代理店勤務でホテルマニアの、みやこうさぎがそんな疑問に答えます!

The Empire Bruneiに泊まってみた

ホテル好きの間で「一度は泊まりたい!」と言われるラグジュアリーホテルが The Empire Brunei(ジ・エンパイア・ブルネイ)。世界で二つしかない「7つ星ホテル」の一つと言われています。(もう一つはドバイの「ブルジュ・アル・アラブ」)

「7つ星ホテル」とは公式の格付けではなく、一般的に5つ星をはるかに超える豪華さを持つホテルを指す俗称だそうで、これらは公式には5つ星ホテルですが、その圧倒的な豪華さや最高級のサービスから、しばしば「7つ星」と呼ばれることがあるそうです。

もともと国王の迎賓館として建てられたホテルなので、とにかくスケールが圧倒的。大理石が敷き詰められたロビーや天井の高さ、豪華な調度品はまるで宮殿にいるような気分になります。
今回はそんなジ・エンパイア・ホブルネイの基本情報と、実際にどんな滞在になったのか詳しく記載しています。ぜひチェックしてみて下さいね!

部屋タイプと料金

部屋はスタンダードからヴィラタイプまで幅広く用意されています。一部をご紹介します。

スーペリア:60㎡の客室で、一番リーズナブルなお部屋 ☆今回はこちらで予約

デラックスルーム:60㎡以上の広さがあるお部屋

スイートルーム:広いリビングやダイニングがついて、より贅沢な滞在に

ヴィラタイプ:独立したガーデン内にあり288㎡の広々としたヴィラ

値段は一番安いスーペリアルームで40,000円程。7つ星ホテルと呼ばれている割にはリーズナブルですね。予約時にはいくつかのサイトで料金比較をする事をオススメします。

「贅沢ホテル」とはいえ、スーペリアでも十分すぎる広さと豪華さなので、意外とコスパは悪くないと感じました。

また今回は家族4人で宿泊でしたが、スーペリアルーム一部屋に4人で宿泊していいかどうかホテルに確認した所、追加代金でエキストラベッドを入れればいいよとの事でした。

2室予約するよりはずっと安く宿泊する事ができ、有難かったです!

旅行前に手配したもの、準備した事

我が家はホテル予約をした後、下記のものを事前予約しました。

・エキストラベッド1台

・空港からホテルまでの往復送迎

・2時間の専用車(市内観光用)

・14時までのレイトチェックアウト

ホテルとメールでやりとりし、手配しました。エキストラベッドは先ほど記載した通り。送迎は無理に手配しなくていいと思います。ブルネイの配車アプリ「Dart」を使用しタクシーを呼ぶ人も多いみたいです。我が家は念の為ホテルで手配しました。

送迎用に専用車を手配すると、観光ツアーや専用車はいかがですかとWhatsappに連絡が来たので、いろいろ交渉して手配する事にしました。時間を短くする事で料金も抑えられたので、一般のツアーよりお得なぐらいでした。

レイトチェックアウトは帰りの飛行機が18時頃だった為、時間を潰すのが大変だな・・と悩んでホテルに相談した所、今回は無料で14時まで使わせてもらう事に。たまたま空いている日で、送迎もホテル手配にしたから無料にしてくれたのかも?とにかく有難いです。さすが7つ星ホテル!

E-Arrival Cardの登録

ブルネイ入国には、BRUNEI INRS Portal(Brunei INRS Portal)でのE-Arrival Card(電子入国カード)の登録が義務付けられています。フライト情報や滞在先住所などの必要事項を入力し、アカウントを作成してから登録しました。家族全員分、一人ずつ登録するのでちょっと大変でした・・。

ブルネイの基本情報と行き方

ブルネイはボルネオ島の北側にある小さな国で、石油資源が豊富なおかげで富裕国として知られています。観光地としてはまだ穴場で、自然とラグジュアリーを両方楽しめるのが特徴。

東京の成田国際空港からロイヤルブルネイ航空の直行便が運行しているほか、シンガポールやクアラルンプールなどの東南アジア主要都市で乗り継ぐ経由便もあります。日本からの直行便の飛行時間は約6時間半です。

ブルネイではお酒の販売が禁止されていますが、非イスラム教徒の旅行者のみ、入国時に申請すれば一定量の酒類を持ち込み可能です。

ホテルまでのアクセス

場所は首都バンダルスリブガワンから車で20分ほど。空港からも20分程度で着くので、移動はとても楽。Dart(配車アプリ)やホテル送迎を利用すればストレスなくアクセスできます。

The Empire Brunei宿泊記

ここからはThe Empire Bruneiに実際に宿泊した様子を時系列でお伝えします!

ロイヤルブルネイ航空でいざブルネイへ!

ビジネスクラスの座席ですが、私はエコノミーで行きました

クアラルンプールからブルネイに出発!今回は初めてロイヤルブルネイ航空で行きました。

離陸時にイスラム教のお祈りのような映像が流れてビックリ。さすがイスラム教国家であるブルネイ国営の航空会社です。

推定100kg超えの男性の方の隣になってしまい少し窮屈でしたが、たった2時間半のフライトだったのであっという間でした(笑)機内食はチキンかフィッシュが選べました。

ブルネイ国際空港に到着!ブルネイの首都バンダルスリブガワン(←声に出して読みたい地名)にあります。なんだかアラビア語表記が多いような・・。

スムーズに入国。今回私たちはアルコールを持ち込みませんでしたが、お酒を持ち込む場合は空港で申告が必要です。

今回はホテルで送迎を依頼したため、出口にホテルの方が待機してくれていました。専用車でホテルへ。20分程で到着しました!

デラックスルームにチェックイン

https://theempirebrunei.com/resort-map/

チェックインすると、何とお部屋は予約していたスーペリアではなく、デラックスルームにアップグレードしてくれたとの事で大歓喜♡

早速お部屋に行ってみました。ロビーのあるアトリウムビルからすぐ隣の建物にあるお部屋だったのでとても移動が楽ちん。

エキストラベッドは既に入れてくれていました!家族4人でもじゅうぶんな広さです。ただ、びっくりしたほど「寒い」!すぐにクーラーを消しました。

この便座の手前のモノ、何だこれ?と思ってChat GPTに聞いたら、ビデというそう。クラシックホテルにはよくあるんだって。

バスタブ付きでシンクも二つあり、広々としたバスルームです。

アメニティは普通で、特段ビックリするものがあったりはしませんでした。お部屋からの景色は緑が見えてキレイ。

バルコニーも広々しています。ただサルがよくいるらしいので、部屋に入るときはきちんと窓を閉めてカギもするようにスタッフの方に言われました(レダン島やランカウイ島と同じ・・。)

お部屋にあるお菓子やドリンクは無料との事で、ハッピー!他にウェルカムフルーツも頂きました。

早速、広~いプールへ。

お部屋で水着に着替え、早速プールへ!もう夕方でしたが、マレーシア同様18時くらいまでは明るくて暖かかったです。

ホテル内にプールは5つあり、滑り台のあるキッズプールなどもあります。我が家は一番大きな「グランドラグーンプール」で基本的には遊んでいました。かなり大きくて、SUPやカヤックで遊ぶことができます!レンタルは無料です。

その後部屋に戻り息子とパパは自転車を借りてホテル内でサイクリング。ホテル内でもたっぷり遊ぶことができます。

夕飯はSPAGHETTINIレストランへ

夕暮れ時のエンパイアホテルも雰囲気があって素敵でした。夕飯はホテル内のイタリアンレストランSPAGHETTINIへ。

こちらはかなり上品なレストランですのでドレスコードはスマートカジュアル、サンダル不可となっています。こちらのホテルに来るときは1着はきちんとした服と靴があると安心ですね。

美味しかったです、とわざわざ言わなくても、美味しい事はきっと写真から伝わりますよね・・。量が多いので気持ち少なめにオーダーするといいと思います。前菜と付け合わせのパンだけでも量が多いです。

息子は普段はもう大人と同じ量を食べますが、ここではキッズ用にしました。量が多かったので大正解でした。彼曰く「今まで食べたどのアイスより、ここのバニラアイスクリームが一番美味しかった」との事。

お値段は高いですが、7つ星ホテルと考えたらリーズナブルなのかもしれません・・。

格式高めのレストランですが、スタッフの方は気さくでとても親切でした。

食後は、ホテル内のコンビニ(と呼ぶにはオシャレすぎる)っぽいお店に行ってみました。何と24時間営業。ここでお土産やサンドイッチ、お菓子、アイスなども購入できます。食費を抑えたかったらここでパンを買ってお部屋で食べるのもいいかも。

あとはお部屋でのんびり。お酒も無いので(ホテル内ではレストランでもお酒を提供していません)、健康的に早めに寝ました!

先ほども書きましたが、もう一度皆様にお伝えしておきたい大事なことが・・。このホテル、とっても寒いです。きっとお金持ちな国だから光熱費を気にしていないのだと思いますが、客室からレストランに至るまでずーっと寒かったです。

お部屋はクーラーを消しても廊下から冷気が入ってくるのかずっと寒く、長袖のカーディガンをずっと羽織って布団をかぶってました(笑)

長袖のはおりものを持ってくることをオススメします!

朝ご飯ブッフェから1日がスタート

おはよう、朝です!朝ごはんはブッフェにしました(チェックインの時に朝食を依頼し、先払いしました)。ブッフェを付ける人が多いみたいで、とても人が沢山いたのでブッフェカウンターの写真は自粛しました。スミマセン。

自分でブッフェカウンターから持ってくる料理に加え、テーブルでDim Sum(点心)をオーダーする事ができます。蒸したてのを持ってきてくれるので、美味しかった~!

昨日からうすうす気づいていたのですが、このホテル日本人が多い!あちらこちらから日本語が聞こえます。クアラルンプールよりも多いのでは?という気が。直行便もあるし、ブルネイ人気なんですかね~?そういえばチェックインの時に日本語表記のマップももらったし、ちょくちょく日本語表記を見かけます。

朝ごはんを食べ過ぎたので、男子チームはサイクリング、女子チームはお散歩をしてカロリー消費。写真映えする場所が沢山あるので、女子チームは写真大会をしてました(笑)

午後は市内観光へ

午前中はホテルでゆっくりし、午後は市内観光へ。ホテルで事前に専用車を手配してもらいました。ブルネイはDart(配車アプリ)を使って自力で観光する事ができますし、その方が安いと思います。ブルネイで観光をするのに専用車を手配するかどうかはとても悩むところだと思いますが、我が家は手配して良かったです!

まず観光の日の前日ホテルから連絡があり「急遽明日の午前中はイスラム教のお祭り(?)が執り行われることになった。街の色んな施設がクローズするので、9時出発の予定だったけど13時出発に変更していいか」と連絡がありました。

こういった情報は自力では取りづらく、専用車を手配していて本当に良かったなと思いました。

また、各観光地でベストな写真スポットを教えてくれるし、家族写真を撮ってくれるし(自力で行くと集合写真が撮れないんですよね・・)、子供がのどが渇いた時にはお水を手配してくれるし(こちらは何と無料で街の方がくれました。お金を受け取らない!ブルネイの方優しすぎる。)専用車を手配して我が家は大正解でした。

ガイドさんは付けなかったのですが、ドライバーさんが英語がわりと喋れる方で全く問題無かったです。事前に「ここに行きたい」と伝えると、最適なルートを作ってくれました。

そんなわけでニューモスク(Masjid Jame’ Asr Hassanil Bolkiah)を見学。ローブを貸してくれ、中も見学する事ができました。

オールドモスク(Omar Ali Saifuddien Mosque)を絵画のように撮影できる場所「The Frame」や博物館(The Royal Regalia Museum)にも行ってもらいました。どこも美しくて見ごたえあり!

夕食はロビーラウンジで

2日目の夕食はロビーにあるラウンジで。ここはアフタヌーンティーも有名なラウンジですが、私達は普通にアラカルトのご飯をオーダー。

お料理が出てくる前にクッキーやナッツなとが出てきて、それがとても美味しかった!帰りに売店で同じものが売っていたので買って帰りました。

お料理は当然美味しかったのだけど、量が多い!とても食べきれない量だったので、続きはお部屋で食べたいのだけどと相談したら、残りの料理をボックスに入れてくれました!

最終日。ホテル内の施設をまわってみた

もう最終日。朝からまた美味しいブッフェをモリモリ食べ、その後はホテル内を散策。

広いので途中バギーにも乗りながら、探索します。

カントリークラブという施設にはバドミントン、ビリヤード、卓球、屋内プールなどの設備がありました!トイレにはジャグジーまであってビックリ。ビリヤードなどしてちょっと運動しました。

なんと映画館まであります。わりと広くて、なんと鬼滅を上映していました!時間が無くて見れなかったけれど、長期で滞在する方にはいいですよね~!

ギリギリまで遊んで、帰路へ

今回は14時まで滞在を許してもらえたので、ランチを軽くパンで済ませ、駆け足でまた泳いだりSUPをやったり散策したりしてギリギリまでホテルを楽しみました。

帰りは手配していた専用車で空港へ。

ロイヤルブルネイ航空のプレイグラウンドを発見!カワイイ。あと空港にあるスタバではブルネイ限定のタンブラーなどが人気みたいです。

空港もとにかく寒かった・・(笑)ブルネイはどこでも冷房がガンガン効いていて風邪ひきそうでした。

楽しかったブルネイの旅も終わり、クアラルンプールへ帰ってきました!

The Empire Bruneiまとめ

The Empire Bruneiは、ただのラグジュアリーホテルではなく「7つ星ホテルに泊まる」という特別な体験ができるリゾート。空港からも近くアクセスが良いので、ブルネイ旅行の拠点としてもぴったりです。

子連れでも安心して過ごせる広々とした施設と、ラグジュアリー好きも満足できる圧倒的スケール感。ブルネイに行くなら一度は泊まってみたいホテルです。

ただ、宿泊記の中でも書いたように「冷房が効いてて寒い」ので、はおり物は忘れずに!

「非日常を味わいたい」「リゾートでゆっくり過ごしたい」そんな方には強くおすすめできる宿泊先でした。

この記事を書いた人

・元旅行会社14年|海外在住ママ
・ホテルに泊まるために旅をする人
・HSP気質で音・清潔感・空気感に敏感
・ホテル=ただ寝る為だけじゃないと思う人集まれ!

このブログでは、実際に泊まったホテルを中心に「外さないホテル選び」の視点をお届けしています。

子連れ旅、空港前泊、ひとり時間に最適な宿まで――
あなたの次の旅が、少しだけ快適になりますように。

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