マレーシアの英語事情はどんな感じ?覚えておくと便利なフレーズや単語はある?
マレーシア在住で元旅行代理店勤務の、みやこうさぎがそんな疑問に答えます!
マレーシアで英語は通じるの?現地でのリアルな英語事情!
「マレーシアって英語が通じる国って聞くけど、本当?」旅行や移住を考えている人にとって、英語が使えるかどうかは気になるポイントですよね。
実はマレーシアでは、多くの人が英語を話すので、観光でも生活でも意外と困りません!でも…ちょっとクセのある「マングリッシュ」に戸惑うことも。
この記事では、マレーシアでの英語事情や現地で役立つフレーズなどをわかりやすく解説します♪
マレーシアで英語は通じるのか?
結論から言うと、都市部ではほぼ問題なく通じます! マレーシアの公用語はマレー語になりますが、英語を学校教育に取り入れている国なので、多くの人が日常会話レベルの英語を話せます。
特に、観光地やホテル、レストランではスタッフが英語対応に慣れているので安心です。ただし、地方に行くと英語が苦手な人もいます。
マレーシアの英語力はどのくらい?
マレーシアは、英語力ランキングでアジアトップクラスにランクインすることもある実力派。例えば「EF 英語能力指数 〔EF EPI〕」という英語力を測る指標によると、英語を母国語としない60カ国の英語力ランキングにおいて、マレーシアはアジアの中で1位を獲得し、全体では11位という結果が出ました!学校教育では英語が重要な科目で、都市部ではほとんどの人が英語を使える環境に育っています。
首都のクアラルンプールではホテルやレストランだけではなく、観光地や屋台のスタッフさん、配達員の人からGrabの運転手さん、家の電球を変えてくれるおじさんまで、たいていとりあえずは英語でやりとりができるので驚きます。
世代によって少し差がありますが、若い世代やビジネスマンは特に流暢。一方、高齢の方や地方では英語が苦手な人も多いので、無理せずゆっくり話したり簡単な表現を使うといいですよ。
マレーシア英語の特徴とは?
マレーシア英語、通称「マングリッシュ」には独特のクセがあります。例えば、語尾に「lah」といった表現を付けるのが特徴的。「Can lah!」や「OK lah.」といった感じで、カジュアルでフレンドリーな雰囲気が漂います。
また、発音やアクセントもネイティブの発音とは少し異なり、Rの発音が巻き舌風になる人が多い印象です。マレー系、中華系、インド系など民族も様々ですから、それぞれの言語のクセが英語でも出ているのかと思います。私もジャパニーズイングリッシュ全開で話していますので、お互いに聞き取りが難しい時もあります。
ネイティブスピーカーではない者同士「声を大きく」「はっきりと」発音し、コニュニケーションをとっている状況です。
また、英語の授業で習ったようなきちんとした文法で長く言うとかえって通じなかったりします(笑)。単語での会話の方がスムーズに行く事もしばしば。
ただ子供のインターの先生と話すという時などは、きちんとした英語が中心になりますので、こちらもできる限りきちんと話すように心がけています。
マレーシアで英語を使う際の注意点
- 早口に気をつける
マレーシアの人たちは英語をスムーズに話すことが多いので、最初は早口に感じるかも。ゆっくり話してもらうようにお願いすれば、しっかり対応してくれます。 - シンプルな英語でOK
難しい表現は必要ありません。簡単な単語を使うだけで十分通じます。「Where is the toilet?」や「How much?」で十分! - マングリッシュを楽しむ
独特の表現を聞いたら、ぜひマネしてみましょう!現地の人たちと距離が縮まるきっかけになります。
マレーシア生活でよく使う英語表現
マレーシアでの日常で、また旅行中でもよく見る表現をいくつかご紹介します。チャットなどでもよく使います。
OTW・・On the wayの略。待ち合わせにちょっと遅れそうなとき「今向かっているよ」という意味で書いたりします。同じような感じでComingもよく使います。
Can!・・「できる」という意味のCanはよく使います。「Can?(これできる?)」「Can!(できるよ)」みたいに会話っぽく使うことも。
Plastic?・・買い物の時に「ビニール袋いる?」という時に店員さんがコレを聞いて来たります。
water interruption・・断水の事。マレーシアではちょくちょく発生します。
マレーシアの英語事情 まとめ
いかがでしたでしょうか。マレーシアの都市部ではだいたい英語を皆さん話す事ができ、バイリンガル・トリリンガルが当たり前に沢山いるので驚かされます。
多少のクセはあるものの、それはお互い様。流暢な英語を聞いて、日々勉強になっています。
旅行中や滞在中、ぜひマレーシアで英語での会話にもチャレンジしてみましょう!
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