
マレーシアに渡航する事になったらまずぶつかる「飛行機どうしよう?」問題。分かりやすく、手配の方法をレクチャーします!海外旅行手配にあまり慣れていない方向けの情報です。
マレーシアに行く事になったけど、飛行機どうしよう?
マレーシアに渡航する事になったら、まず取り掛かるのが航空の手配ですね。航空の予約ができていないと日程も不確定になってしまうので、まずはここから取り掛かりましょう。
とはいえ、何をすれば・・?という方向けに、手配の方法について記載します。
海外に住む方はこの「海外赴任ガイド」の通りに渡航準備すれば、大きな失敗はないはず!私も渡航前には隅から隅まで熟読しました。
まずはネットで情報収集。
まずはどのような便があるのか、自身の利用する空港から直行便が出ているのか、値段はどの程度かザザッと調べます。
方法は2つあります。
各航空会社のホームページから確認
マイレージをためている等の理由で、心に決めている航空会社があればまずはそこからチェックしましょう!旅行の日程もその航空会社のフライトスケジュールに沿って決めればシンプルですね。
航空券予約サイトから確認
スカイチケット等の比較サイトから調べます。とにかく最安で行きたいという時にはこちらの方法が早いです。
航空会社に縛られず全体的に、どんな航空会社が運航しているか、値段が調べられるので便利です。
どちらの方法にも共通している、検索時の注意点
※「安い!」と思ったらシンガポール乗継だった・・という事もあるので、注意が必要です。直行便がいい場合は直行便指定で検索しましょう。
※曜日によってスケジュールが変わりますので、必ず何日間か候補日を設けていくつか検索して比較検討する事をおすすめします。
※最終目的地がクアラルンプールではない場合(ペナン・ランカウイ等)、最終目的地を入力して検索しましょう。最低限必要な乗り継ぎ時間を考慮されたスケジュールを確認する事ができます。また、同一航空会社であれば受託手荷物は最終目的地まで直接届けてくれます。
※マレーシアの入国要件に「マレーシアから出る航空券を所持している事」というのがあります。航空券は往復で手配するようにしましょう。陸路で移動し、他の国から出発する事は可能です(オープンジョーと呼ばれる旅程です)。
※コードシェア便に注意!
コードシェア便・・航空会社のコスト削減の為、2社以上の航空会社が1社の飛行機で旅客の運送を行うことです。利用者にとってはどちらの会社でチェックインすればいいか分からなかったり混乱するデメリットはありますが、うまく使うと希望するマイルをためやすくなります。
例えばこちらの便

JL7092の下に、運航会社Malaysia Airlinesと書いてありますよね。この場合マレーシア航空の機材・乗務員にて運航されます。
チェックイン時間、ラウンジサービス、機内サービス、幼児・小児の運送条件、イレギュラー時の対応なども、マレーシア航空の規定に基づきます。
当然、同じ時間にMH70という名前のマレーシア航空も予約できます。同じ機材ですが、JALで予約するかマレーシア航空で予約するかで、マイレージのたまり方や料金が変わってくるわけです。
コードシェアをきちんと理解しておくと、旅行当日に混乱しません。
航空会社の選び方 ANA/JAL/マレーシア航空 LCCとは?
マレーシアに行くには成田から直行便ならANA・JAL・マレーシア航空があり、乗り継ぎも含めればシンガポール航空やタイ航空などがあります。(2022年3月現在)
どのように航空会社を決めればいいのでしょうか?
英語に不安がある、きめ細かいサービスを期待している、海外旅行に不安がある場合
⇒JAL/ANAをお勧めします。
長いフライトには不安が付きものです。実際いろいろな航空会社のフライトを経験してみると、やはりJALとANAのサービスの良さには驚かされます。きめ細かい所まで気遣ってくれますし、CAさんが怖くないです(笑)子連れだと子供にちょっとしたプレゼントをくれたり、赤ちゃんだと抱っこしてくれる事も!
安心を一番に考えるなら、やはりJALかANAで間違いないですね。
ある程度海外旅行は慣れている、とにかく値段重視
⇒海外の航空会社(マレーシア航空/LCC)も検討しましょう
とにかく費用を抑えたいなら上記のスカイチケット等のサイトで幅広く調べてみましょう。エアアジアが日本を撤退してしまった為、現在はあまり利用が無いかと思いますが、今後増えてきたらLCCも検討してみる事をオススメします。
LCCとは・・格安航空会社のことでLow Cost Carrierの頭文字の略。マレーシア行きだと、エアアジアなど。航空券代が安い分、預け荷物や機内サービスや座席指定が有料だったり、マイレージがためにくい事も。変更や払い戻し条件が厳しい事も多いです。
反対にJAL/ANAなどは「FSC」フルサービスキャリアと呼ばれています。
LCCにて予約する場合、自分に必要なサービスが含まれているか確認し、必要であれば追加手配を忘れないようにしましょう。
旅行会社で予約する?自分で手配する?
これもよく聞かれる質問です。
海外旅行に不安がある、一度に航空・ホテル・現地ツアーを手配したい、相談しながら決めたい、複雑な旅程になりそうなのでチェックして欲しい
⇒旅行会社へ
旅行会社のカウンターでは実際にプロと話しながら手配を進める事ができます。旅行の計画はいろいろな落とし穴がありますから、プロに見てもらうと安心ですね。
また現在はコロナの影響で渡航ルールが変わったり入国が複雑になったりしてきています。最新の情報を得る必要がありますので、そういう意味でも旅行会社を通しての手配は価値があると言えます。
事前に「マイセジャテラアプリ」をインストールする、PCR検査をする等、コロナ禍ならではのルールもありますので、注意が必要です。うさぎツーリストでも情報を随時更新しています↓
ただ、カウンターに行くにしてもまずはインターネットである程度情報を得てからの方が相談もスムーズに行くかと思います。また、直接手配よりも当然手数料が多くかかってきます。
値段重視、現地での移動手段もある程度決めている、旅程がシンプルである
⇒個人手配
ある程度海外渡航に慣れていたり、単純な旅程であれば、インターネットで直接自分で手配をしてしまうのが一番安い事が多いです。
航空+ホテルでお得な料金になっているプランもありますので、価格重視であれば旅行会社のホームページもチェックしてみて下さいね。
子連れで行く時の注意点
・航空の座席指定を忘れずに。
子連れの場合、どの席になるかで勝敗が決まりますね(笑)。事前にウェブでできる事が多いので、必ずチェックしましょう!2列席の場合、窓側席に子供を座らせ親が通路側というのが一番最強かと思います。通路側に他人が座ってしまうと動きづらくなるので、親が通路側というのは死守したい所です。
・キッズミール手配を忘れずに。
こちらも事前にウェブでできる事が殆どです。様々な種類のミールがあり、JAL/ANAだと離乳食まであるので一度チェックしてみてくださいね。
・赤ちゃんの場合はバシネットも検討。
バシネットという簡易ベビーベッドのようなものを取り付ける事ができる席があります。赤ちゃん連れの場合はバシネットで寝てくれるととても楽だと思いますのでリクエストをしておく事をオススメします。
航空券の手配、初めは難しく感じるかもしれません。でも慣れるとそこまで難しく無いですよ。こちらのサイトでも情報を随時更新していきます。
いい旅になりますように!